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ウシ精子DNA損傷を非侵襲的に解析するAI技術を開発
~日本畜産学会第133回大会での研究発表が決定~

株式会社アークス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:棚瀬 将康)は、精子のDNA損傷が及ぼす影響を探索するための研究目的として開発した製品である「深層学習を用いたウシ精子のDNA損傷を非侵襲的かつリアルタイムで解析するAI技術」を開発しました。

この研究成果が評価され、2025年9月12-15日に開催される日本畜産学会第133回大会において、口頭発表が決定しました。

発表予定の学会情報

  • 学会名:日本畜産学会第133回大会

  • 開催日:2025年9月13日(土)

  • 開催地:岐阜大学 応用生物科学部・工学部(岐阜県岐阜市)

  • 発表形式:口頭発表

  • 演題番号:VI-13-05

  • 発表時間:13:25~13:35

  • 分野:繁殖・生殖工学

研究の背景と目的

畜産業界では、家畜の繁殖効率向上が重要な課題となっています。特に、精子のDNA損傷は受精率や胚発生に影響を及ぼす要因とされており、これまでの評価手法は侵襲的で時間がかかるものでした。

研究の概要

当社は、深層学習技術を活用し、ウシ精子の画像データからDNA損傷の有無を非侵襲的にリアルタイムで解析するAIシステムを開発しました。このシステムにより、従来の手法に比べて迅速かつ正確な評価が可能となります。

 
研究成果の意義

本技術は、繁殖効率の向上や家畜の生産性改善に寄与することが期待されます。また、AI技術の畜産分野への応用例として、業界内外からの注目を集めています。

 
今後の展望

今後は、他の家畜種への応用や、現場での実用化に向けたシステムの改良を進めてまいります。また、AI技術を活用した生殖工学分野のさらなる発展を目指します。

会社概要

会社名:株式会社アークス

所在地:東京都渋谷区

代表者:代表取締役 棚瀬 将康

設立:2022年3月

事業内容:AIとロボティクス技術を活用し、研究ラボにおける業務の効率化や標準化を支援するツールの開発

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